卯の花腐し

 卯の花腐しというにはまだ早いが、今日は一日中雨。 庭(と呼べないほどの狭い場所)のタイリンオオアマナも花を開かない。 よってこれは昨日撮影したもの。 園芸種だし、今では都会の児童公園に花壇からこぼれて咲いているので、 珍しくもなんともないのだが、六枚の花弁の均整がとれていて美しい。 家の脇で咲けばひとしおだ。  そしてタイトルにあった卯の花(ウツギの花)もひっそりと咲き出した。…

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散歩はじめ~鳥見ぞめ

 明けましておめでとう ございます。  皆もすなる、日記(ブログ)といふものを、我もしてみむとて、するなり。と始めてから 六度目のお正月を迎えました。 その前に書いていたものは消してしまったのですが、それも入れると七年になります。 その間にTwitterやらFacebookやらとSNSで皆が言いたい放題いろんな事を言える時代になり すっかりブログの存在も薄くなりました。  しかし…

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きのこの国から~遙かなる大地より~

♪あ~あ~ああああ~あ♫ ♪あ~あ~ああああ~あ♫ 最近キノコを見かける機会が多いのは、セシウム報道と無関係ではないだろう。 ♫んん~んんん ん~ん んんん んんん ん~♪ ヒトが出したセシウムを引き受けてくれているキノコに大変申し訳ない気がしている。 ♪らららららら~らららら~らららら らららら~♫ キノコに生き方と…

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いい仕事のためには、少しリラックス。

 昨日は仕事ではあったけれど、富士山の麓にいたので、 本番前に時間があったので、少し会場周辺を観て歩いた。  きれいに手入れが行き届いた花壇にウスバシロチョウが来ていた。 この前、愛宕山で見かけたのも多分そうだったのだろう。  ヒョウモンチョウも何頭か飛び回っていた。 ミドリヒョウモンかと思ったんだが、帰ってよく見て調べたらクモガタヒョウモンか?! こっちは自分にとっては…

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弥生三月春まだき

 北の国から大寒波による悲しいニュース。 お嬢さんを守って力尽きたお父さんの報に心塞ぐ…合掌。 窓から外を眺めれば、昨日見つけたクロッカスの蕾が開きかけている。    生命について考える一日になりそうだ。  南木佳士:陽子の一日 読了し、表に出てみれば、 クロッカス開いていた。  季節の花は咲く時を忘れない。重苦しく凝り固まっていた気持ちが少しほぐれる。  梅の花を求…

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新春によせて…初詣報告

 明けましておめでとうございます。  何年ぶりか記憶を辿っても思い出せない。昨日は家族で初詣に出かけた。  数えでいえば五十の坂を登る。年末から読み始めた「宮本輝:水のかたち」の中に 水のかたち 上集英社 宮本 輝 Amazonアソシエイト by 鉄を叩いて鍛えて鋼が出来る。鋼にならなければ役に立たない。人もまた同じ。   経済苦、病苦、人間関係における苦労。それが出てき…

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美学と生活の間で

 やっと昨晩中野孝次「生き方の美学」読了。 生き方の美学 (文春新書)文藝春秋 中野 孝次 Amazonアソシエイト by  折しも世間では「原発再稼働」「消費税増税法案可決」「小沢グループ造反」。 「生き方の美学」はもう十年以上前の文章だが、今こそ読まれるべきと思ったので引いてみる。 第19話 徳 より 現代日本は世界でも珍しく「徳」というもののない国になってし…

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生活のリズム

 はっきりしないお天気が続いてますが、気持ちまで滅入ってはいけないな。  4月からバス・電車の移動が減ってピタリと停滯った読書にギアを入れよう。 先日購入した「梅原猛の授業:能を観る」も 梅原猛の授業 能を観る朝日新聞出版 2012-04-20 梅原 猛 Amazonアソシエイト by やっと、三分の一読んだだけだし、  1月に読み始めた「庄野潤三:文学交流録」      …

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それぞれの秋

「それぞれの秋」というアリスの歌があったなぁ。谷村さんらしい詩と曲だった。  秋の雲の下を歩いているとセンチメンタリズムに支配されることがままある。  モズの声が、土手沿いの樹々ごとに聴こえてくる昼下がり。  カワラヒワやハクセキレイがすぐ分かる季節。 ホオジロの地鳴きが始終聴こえる午後。  ようやく読書にもエンジンがかかって、 同時進行で読んでいた七冊の内、この日に二冊…

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晴歩雨読~目を逸らしてはいけないこと・忘れてはいけないこと

 雨粒こそ落ちてこないものの、曇天鈍色の空。  ひねもすギターをさわったり、音楽を聴いたり、本を読んで過ごす。 ノンフィクション作家の佐野真一氏の「津波と原発」を読み。 津波と原発講談社 佐野 眞一 Amazonアソシエイト by  ちょっと頭が疲れたので、荒川じんぺいさんの、「森に住むヒント」をめくった。 南木佳士氏の「生きてるかい」は読み急がず、じっくり味わうつもり。…

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雨読夫々

 台風接近のため、県内も時折激しく雨が降る。 当然、散歩には行けず一日読書三昧。  倉本 聰先生の「独白~2011 3月-北の国からノーツ」を軸に、  庄野 潤三氏 「貝殻と海の音」  筑紫 哲也氏 「スローライフ-緩急自在のすすめ」  上田 紀行氏 「生きる意味」   以上、4冊を同時に読み進めていたのだが、勢いで  荒川じんぺい氏「森に棲むヒント」  大前 研一氏 「50…

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半夏生

 もう、日付が変わってしまったが半夏生でした。 一日ホテル仕事で表に出なかったため散歩にはいけませんでした。 そこで、6/24の画像を。  咲いて閑かな 半夏生「さだのはなし」の「友の形見の銀時計」で泣き、 季節の便り、まさしんぐワールドも届きました。 今年も半分が過ぎましたが、公私共に大変な出来事が起きた半年でありました。  読書だけはここ二ヶ月順調で、 さらに昨日、倉本聰先…

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三千枚の金貨

 宮本輝 著 三千枚の金貨を読了。 「平々凡々とした日常の連続に見えるけれど、    そのなかで刻々と何かが変化している人生。 最期に悲観も落胆もしない大きな人間になれるのか?」  そろそろ、自分も何処に向かっていくのか解ってもいい頃なのだが、未だ見えず。 せめて、今日人生が終わっても後悔がないよう、一日一日を過ごせれば…と思うのだが。  むかし昔、自分も「釣忍」というタ…

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これで次に進めるかな?

 今週何とか 梅原猛さんの「京都 鬼だより」読了。「葬られた王朝」を読了・・・予定。 宮本輝さん、「三千枚の金貨」は上巻を読み終えた。 週末には梅原さんの「親鸞と世阿弥-思うままに」が購入できるな。 親鸞と世阿弥―思うままに文藝春秋 梅原 猛 Amazonアソシエイト by  今年はカネと時間を惜しまずに、貪欲なくらいに いろいろ吸収したいとおもっております。 新…

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冬は春を生み出す力

 庭先の水仙が一輪開いた。 新春とはいえ、寒さ厳しきおり、花を探す気持ちを忘れていた。  散歩ではヤブランの実が輝いていただけだったが、  それも必ず春が来る証拠。 ~冬は春を生み出す力~とは、まさしさんもよく言ったものだ。  お正月休みの間に南木佳士氏「先生のあさがお」読了。 年末に買った「古寺巡礼・當麻寺」もほぼ読み終えて、梅原猛氏も3冊同時進行で進んできた。 が・…

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クリスマスが過ぎたなら~

 クリスマスが無事終わって、今日は子供らと一日のんびり・・・と思いきや、 娘を映画館に送り、息子とその間本屋で過ごし、 梅原猛さんの「京都 鬼だより」という本が出ていたのに気付き 予定外だが買ってしまい 京都 鬼だより淡交社 梅原 猛 Amazonアソシエイト by まだ2冊読み終えてないのになぁ~と思いつつ ネットで検索してたら、来年そうそう、もう一冊発売されることが分か…

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これは読まない訳にはいかないな。

 梅原猛氏の「世阿弥の神秘」に苦戦している。 というか、読書する気力がなかなか続かない。 そんな中、 新版 古寺巡礼奈良〈7〉當麻寺淡交社 松村 實昭 Amazonアソシエイト by  このシリーズ 監修は梅原猛先生であるし 巻頭エッセイは さだまさし   當麻寺は、中将姫伝説や當麻曼陀羅、二上山に纏わる話にあこがれて訪れたことがある。 もちろん、釈迢空(折口信夫)の「死者の…

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行動変容

 鎌田實さんの 「人は一瞬で変われる」を何とか読了。 人は一瞬で変われる集英社 鎌田 實 Amazonアソシエイト by  何とかというのは、今ちょっとした病気の治療に出された薬が 飲むとめっちゃくちゃ眠くなるので、夜に読書をするのに、とても努力を要するのだ。  さてそれはともかく、 この本に出てくるいくつかのキーワードは、今自分が置かれている状況を 打破するのに大変参考…

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現代人の作法

 中野孝次 著「現代人の作法」をまもなく読了。   現代人の作法 (岩波新書)岩波書店 中野 孝次 Amazonアソシエイト by  そんな中、またも悲しい事件の報が西から届く。 マツダの工場内で車を暴走させて11人を撥ね、1人を死亡させた42歳の男。 マスコミの論調は雇用状態や社会の閉塞感に傾く、断じてそうじゃないだろう。  これは日本全体の、倫理観の崩壊を人ごとでなく受…

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柳生一族

 柳生は柳生でも、 柳生 博 日本野鳥の会会長とご子息 真吾 氏のこと。  実は八ヶ岳に居を構えて、森の樹々や草花、野鳥達をこよなく愛す、 人生の大先輩の著作を、実は読んでいなかった。 (余談だが、昔東京で仕事していたときは、六本木某局の廊下でお顔はよく拝見していた)  こんかい博氏の16年前の作と、今年出版なされたもの、 真吾氏が今年、出されたものを、例に寄っていっぺんに読み進…

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小さな手

 まさしさんの 「小さな手」という歌があります。     来年の春に命が尽きるとわかっても     その次の春に咲く花を明日植えるように、生きていきたい。  という。一節があります。  最近読んだ瀬戸内寂聴さんの 「命のことば」に経典から        過去を追うな、未来を願うな  とありました。  最近、突然死みたいな話題が立て続けに起こっていますが 明日、同…

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さよなら、ヘリオス

 今日は午後から県立科学館へ子供達と行く。 11年間、星空を写しつづけた プラネタリウム投影機ヘリオスが デジタル機器に改修するに伴い、今日で引退。と相成ったからだ。  息子が初めて見た、プラネタリウムであるし、 一時期繁茂に科学館の星空観測会にお邪魔していた一家であるから お別れに行かないわけにはいかない。  そして、デジタルに変わると、 今まで制作された番組も見られなくな…

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もうすぐ、クリスマス

 さぼっているわけではなく 珍しく、仕事が立込んだのだ、 そりゃ、忙しいにこした事はないのだが、 心を亡くさないように気をつけなければ。  さて、そんな寸暇を惜しんで 今日は本屋さんを5件&古本屋さん1件を廻って来た。 探し物が見つからず、自分用に 倉本聰先生の 疚しき沈黙―富良野風話〈5〉理論社 倉本 聰 Amazonアソシエイト by  を買ってしまう。何のた…

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BE-PAL小僧

 久々に、BE-PALを読んだ、 やはり、野田さんとシェルパ斉藤さんの記事は段違いに面白い! BE-PAL (ビーパル) 2010年 01月号 [雑誌]小学館 Amazonアソシエイト by 今思うと、20年前にBE-PALを読んで、 都内でログでできたお店ばかり探して通って、 BE-PAL小僧だったのが、 今の生活の原点なのかな、と最近ふと思う出来事もあった。 …

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せきれい

 セキレイ、  を見て思い出すのは  九月に亡くなった、庄野潤三さんのこと 実は 第三の新人、芥川賞作家の小説はまったく手つかずで、 この「せきれい」というエッセイしか読んでいないからなのだった。  しかも、この春に偶然手に取り、読み進むと、 作者が私が通っていた高校の近くにお住まいだった事がわかり おこがましくも親しみを感じ、他の作品もと思っていた矢先の訃報だった。 …

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雨に憂う。

 朝から雨なので、散歩はお休みである。前にも書いたと思うが、 「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨記」が理想なのだ。(じゃあ、何時働くの?) 今、一番熱心に手に取るのは、  中野孝次「日本の美徳」 日本の美徳―恥を知るということ光文社 中野 孝次 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ  「清貧の思想」は出版されてすぐに読んだ。1992年だったらしい。 この本は1996年と…

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貧のさだは、真の友

 ついに、さだ貧乏もここに極まれり。との感あり。 それでも、おそらく大晦日。 仕事が終わってから、いそいそ1時間ほど遅刻覚悟で 両国国技館へ行くのでしょう(泣)  さらに異常事態!(かなりオーバー) 読みかけの本ついに・・・・・・・・7冊。 まだ、表紙も捲っていないもの・・・4冊。 う~ん、これはやりすぎだ(苦笑) あからさまに欲求不満が露呈している(大苦笑)  心が渇…

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へこたれない 読了す

 鎌田實さん へこたれない  昨晩読み終えた。 一晩たち、目次をさらって今の自分を見つめ直す。 1.オタオタしない うん、思ったより落ち着いてるかも。 2.おそれない   これも、大丈夫。かえって気持ちは上に立ってるかも。 3.なやまない   これが一番心配なのだ、私はいらん事まで悩みすぎる傾向がある。           でも、開き直ると強いタイプを自負している。 4.へこた…

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誤算!

 出版されているのを知らずにいて、 それを、先日最寄りの書店で見つけ気付き、すぐ買おうとしたのですが、 丁度お小遣い日前だったので我慢していたのです。 宮脇俊三 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)河出書房新社 ユーザレビュー:それなりに楽しめます ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ  今日やっと買う決心をつけて、書店へ行ったのです。 そうしたら、こちらも …

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百姓仕事が自然をつくる 読了

 副題に2400年目の赤とんぼ とある。  8年程前に出た本でありながら、 提議された問題は何も解決に至っていない。 小泉改悪と世界的景気悪化の中、 経済性、効率重視の風潮は更に進んでいる。  読み進むに至って、気付いた。  何事もカネでしか価値を評価できない社会は農業だけではない。 カネになる技術や収穫物を評価するのでなく 人やめぐみを仕事として考えるなら。 百姓…

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